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亜州茶亭へようこそ

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ニーハオ北京!チベットの仏様

なんでまた、こんな不気味な写真を・・・とお思いのあなた。
これ、ありがた~い仏様であらせられるのだぞ。


入試を控えたこの時期、初詣の人気神様といえば、なんといっても天神様。
人事を尽くして神頼みか、はたまた、虫の良い神頼みか。ともかく、神様は必死に願うひとに好運を与えてくれるもの。

さて、仏教界にも学問の神様…ではない仏様はいらっしゃる。
それが、文殊菩薩様。「三人寄れば文殊の知恵」ということわざにもなっている、知恵を象徴する仏様である。

中国には、実は、様々な宗教が広まっている。なかでも北京はさすが首都。
各宗教の寺院や教会が揃っている。

雍和宮というチベット仏教の寺院で買ってきたのが、この文殊菩薩の仏画。
チベット仏教は、日本に伝わった仏教や、東南アジアでさかんな仏教とはまた違う。チベットやネパール、ブータンなどヒマラヤ周辺の地域でさかんな仏教。中国政府といろいろあって、インドに亡命しているダライ・ラマは、チベット仏教の偉い方である。
まあ、難しい問題はいろいろあるのだが、チベット自治区ではこのチベット仏教が生活の一部、どころか大部分を占めている。
五体投地を繰り返しながら巡礼に向かう姿など、その真摯さに感動すら覚える。

ここ北京の雍和宮でも、五体投地(ひざまずいて、おでこを床にこすりつけるようにする)して拝むのが基本。
極彩色の建物や仏様たちは、渋い日本のお寺とはまったく雰囲気が違う。

売店では、いろいろな仏様の仏画や像、数珠が売られている。
お買い上げしてきたこの文殊菩薩様、ずっとお部屋に貼ってあるのだが、真面目に拝まないから、やっぱりご利益ないか。

hotokesama


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